メール営業でBtoBテストマーケティングを行う方法

「メール営業を続けているのに、なかなか反応が返ってこない」。
そんな悩みを抱えている経営者の方は、実はとても多いものです。

とりあえず数を送ってみる、文面を少しいじってみる。
そうやって試行錯誤を続けても、結局何が良くて何がダメだったのか分からないまま時間だけが過ぎていきます。

この原因は、メール営業を「送って終わり」の作業にしてしまっているからかもしれません。

本来、メール営業はBtoBテストマーケティングと非常に相性が良い手法です。
今回はその理由と、具体的な進め方についてお伝えしていきます。

 

BtoBテストマーケティングとは何か

BtoBテストマーケティングとは、一言で言えば「営業活動を仮説ではなくデータで改善していく手法」のことです。
BtoBの商材は、消費財のように放っておいて自然に売れていくものではありません。
だからこそ、
①誰に
②何を
③どう伝えるか
を、設計と検証で詰めていく必要があります。

ありがちな失敗は、感覚でターゲットを決めて、訴求もずっと変えないまま送り続けてしまうことです。
「うちの商品はこの業界に合うはず」という思い込みだけで動いていると、外れた時に立て直す手段がありません。
テストマーケティングは、その思い込みを数字で確かめるための仕組みだとお考えください。

▶参照:BtoBテストマーケティングとは?成果が出る企業が必ずやっている「3つの検証」

 

メール営業はBtoBテストマーケティングと相性が良い

数ある営業手法の中でも、メール営業は最も検証しやすい方法です。
理由はシンプルで、データがきれいに残るからです。

HTMLメールを使えば、開封率・クリック率・返信率といった数字が手に取るように分かります。

テレアポの場合、トークが属人的になりがちで、何が良くて何がダメだったのかを後から振り返るのが難しいです。

その点、メール営業は文面を少し変えるだけで、すぐに次のテストに移れます。
改善のスピードが早く、コストも低い。
これがメール営業の大きな強みです。

ちなみに、メール営業の基礎については別の記事でも詳しく解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

参照:少人数でも安定して商談を獲得できる、メール営業の始め方

 

実践編:ターゲット別のABCDテストをやってみる

では、具体的にどうやって検証していくのかについて見ていきましょう。

まず最初におすすめしたいのが、ターゲット別のABCDテストです。
たとえば、
A:IT企業
B:人材会社
C:製造業
D:コンサル会社
のように4つの業界に分けてみます。

それぞれに同じメール、もしくは少しずつ訴求を変えたメールを送り、開封率・クリック率・返信率を比べていきます。

ここで見極めたいのは、「どの業界が最も自社の商材に反応してくれるか」です。
1つずつ順番に試すのではなく、同時に4パターンを走らせることがポイントになります。
同時に走らせることで、季節やタイミングの影響を受けずに、純粋な業界差を比較できるからです。

また、他にもおすすめのテストマーケティングとしてHTMLメールを使ったURL2パターンのテストがあります。
たとえば、メール本文に「詳しくはこちら」というリンクを入れる時、Aパターンは課題訴求のページ、Bパターンは事例訴求のページ、というように飛び先を分けてみます。

クリックされたURLを比べれば、見込み顧客がどちらの切り口に惹かれやすいかが分かります。
クリックは「興味の証拠」ですから、最も精度の高いデータと言えるでしょう。

テストマーケティングで検証すべき要素は大きく3つあります。
・ターゲット
・訴求
・オファー
の3つです。

中でも特に大切なのがオファーで「無料相談」と「無料診断」では、たった一文字違うだけで反応が大きく変わることもあります。

 

AIアポを使うと営業はどう変わるか

ここまでお読みいただくと、「やることは分かったけど、自分でやるのは大変そう」と感じる方も多いと思います。
実際、開封データを取って、業界別に集計して、改善案を考えて…というのは、片手間でできる作業ではありません。

そこで私たちが提供しているのが、AIアポforBtoBテストマーケティングhttps://btob-test-marketing.com/)というサービスです。
HTMLメールを使って開封・クリックのデータを自動で取得し、業界別の反応を蓄積していきます。
さらにステップメールを組み合わせることで、検証の精度を高めながらアポイントを獲得できます。

通常のメール営業は「送って終わり」になりがちですが、AIアポは「改善前提で送る」という発想で設計されています。

営業活動をしながら、同時にデータが貯まっていく。
この仕組みがあるからこそ、勝ちパターンが見つかるまでの時間を大きく短縮できるのです。

成果が出ている企業に共通しているのは、最初から完璧を狙わず、テスト前提で設計し、データで意思決定をしているという点です。
逆に言えば、この3つさえ守れれば、営業経験が少ない会社でも十分に戦える時代になっています。

 

営業は「感覚」ではなく「検証」で変わる

メール営業は、数あるBtoBの営業手法の中で、最も検証に向いた手法です。

ターゲットを変え、訴求を変え、オファーを変えながら、自社にとっての勝ちパターンを少しずつ見つけていく。
この地道な積み重ねが、安定した商談獲得につながっていきます。

もし「自社のメール営業をテストマーケティングの視点で見直したい」と感じられた方は、ぜひ一度ご相談ください。
AIアポを活用したテスト設計について、無料でお話しさせていただきます。

御社の商材に合った勝ちパターンを、一緒に見つけていきましょう。

 

 

投稿者プロフィール

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梶田洋平
セールスプロセス株式会社代表取締役
新卒でみずほインベスターズ証券株式会社(現みずほ証券)に入社。
個人・法人営業に従事し、社長賞を獲得。
退社後、企業専門の出版社を設立して代表取締役に就任。
本をはじめとした出版物でB2B×無形商材を扱う企業の売上アップを支援する、コンサルティング型出版サービスで組織を拡大。
その後、培ってきた営業ノウハウと効果的な営業ツール製作の実績を活かして、『売れる仕組み』の構築を支援するセールスプロセス株式会社を創業。
1985年3月27日生まれ。愛知県名古屋市出身。趣味は野球観戦。