【事例あり】人材紹介会社のメール営業で成約率を上げる文面の作り方

人材紹介会社の営業で、
・メールを送っても返信率が低い
・アポは取れても成約につながらない
といった悩みはないでしょうか?

特に人材紹介会社のメール営業には、他の業種とは少し違う工夫が必要です。

セールスプロセス株式会社では人材派遣、人材紹介会社様の支援実績が多いので、今回は人材紹介会社様のメールアプローチによる新規開拓事例を簡単に紹介していきたいと思います。

 

人材紹介会社の営業における特殊性

人材紹介会社の営業は、他のB2B営業と比べて少し特殊な面があります。
例えば、多くのB2B×無形商材の場合、サービス内容そのものを理解してもらうのに時間がかかるものです。
でも、人材紹介会社の場合は違います。

「人材紹介」と聞けば、だいたいどんなサービスなのかは理解されていて、採用に困っている企業に対して、適した人材を紹介してくれるサービスだと思ってもらえているわけです。

ただ、サービス内容が理解されやすいのは良いことなのですが、一方で「人材紹介ならどこも同じでしょ」と思われがちという課題もあります。
実際には各社で得意な業界や職種が違ったり、紹介スピードや定着率に差があったりするのですが、その違いが伝わらないまま営業をしても成果にはつながりません。

だからこそ、人材紹介会社のメール営業では、文面で自社の強みや具体的な実績を伝えることが非常に大切です。

 

よくある失敗パターン

人材紹介会社のメール営業でよくある失敗パターンを見ていきましょう。
最も多いのが
「優秀な人材をご紹介します」
「貴社のニーズに合った人材をご紹介できます」
といった、抽象的な文面で終わってしまうパターンです。

これでは他の人材紹介会社との違いが全く伝わりません。

また、
「幅広い業界に対応可能です」
「様々な職種の人材を紹介できます」
といった文面も要注意です。

確かに嘘ではないのかもしれませんが、受け取った側からすると「うちの業界に強いのかな」という疑問が残ってしまいます。

メールを受け取った経営者は忙しいものです。
具体性のない文面は読み飛ばされてしまいますし、仮にアポが取れたとしても「とりあえず話だけ聞いておくか」程度の温度感になってしまいがちです。
そうなると商談を重ねても成約にはつながりにくく、営業社員の負担ばかりが増えていくことになります。

 

成約につながるメール文面の3つのポイント

では、どのようなメール文面にすれば成約率が上がるのでしょうか。

大切なポイントは3つあります。

 

【ポイント①】得意業界・職種を明確に書く
「幅広く対応できます」ではなく、自社が特に強い業界や職種を明確に伝えましょう。

例えば
「IT業界のエンジニア採用に特化しています」
「製造業の管理職紹介で10年の実績があります」
といった具合です。

相手企業の業界に合わせてメール文面を変えることで、「うちの業界に詳しそうだな」と思ってもらえます。

 

【ポイント②】直近の紹介実績を具体的に示す
「多数の実績があります」ではなく、具体的な事例を示すことが大切です。

「直近3ヶ月で製造業の企業様に15名の人材をご紹介しました」
「今月だけで5社の採用支援を実施中です」
といったように数字を入れるのもよいでしょう。

直近の実績を示すことで、現在活発に紹介活動をしている会社だという印象を与えることができます。

 

【ポイント③】自社の強みを数字で表現
紹介スピードや定着率など、自社の強みは必ず数字で表現しましょう。

「スピーディーに対応します」
ではなく
「ご依頼から平均2週間で候補者をご紹介しています」
と伝えます。

「定着率が高いです」ではなく「紹介した人材の1年後定着率は92%です」と具体的に示すのです。
数字で示すことで、他社との違いが明確に伝わるようになります。

 

実際の改善事例

ここで実際の改善事例を紹介しましょう。
ある人材紹介会社A社は、メール営業の返信率の低さに悩んでいました。

改善前のメール文面はこのようなものでした。
「弊社は幅広い業界・職種の人材紹介が可能です。優秀な人材を多数登録しておりますので、貴社のニーズに合った人材をご紹介できます」

この文面での返信率は低く、返信が来ても情報交換のアポが多く成約まで時間がかかるケースが多くありました。
そこで、メール文面を以下のように変更しました。

「弊社はIT業界のエンジニア紹介に特化した人材紹介会社です。直近3ヶ月でWeb系企業様に12名のエンジニアをご紹介し、そのうち11名が現在も活躍されています。ご依頼から平均10日で候補者をご紹介しており、スピーディーな採用支援が強みです」

この文面に変更したところ、返信率が向上し、また、情報交換からより成約に近い商談を獲得できるようになりました。

メール文面で具体的な強みを伝えることができれば、興味を持った状態で商談に臨んでもらえます。
そうなると「とりあえず話を聞く」ではなく「この会社に依頼したい」という前向きな姿勢で商談を進められるようになるのです。

 

今日から実践できること

メール文面を改善するために、今日からできることを紹介します。

まずは自社の強みを3つ書き出してみましょう。
・得意な業界は何か
・紹介スピードはどれくらいか
・定着率はどうか
といったことを整理します。
そして、その強みを数字で表現できないか考えてみてください。

次に、直近の成功事例を整理しましょう。
どんな企業にどんな人材を紹介して、どんな結果になったのかをリスト化します。
これらの情報をメールテンプレートに組み込んでいくのです。

最初は1つの業界に絞って、その業界向けのメール文面を作成してみるのがおすすめです。
うまくいけば他の業界にも展開していけばよいですし、まずは小さく始めて効果を確認していきましょう。

人材紹介会社だからこそ、メールの文面で具体的な強みを伝えることが大切です。
サービス内容が理解されているからこそ、あなたの会社を選ぶ理由を明確に示しましょう。

メール文面を少し工夫するだけで、返信率も成約率も大きく変わってくるはずです。

セールスプロセス株式会社では、人材紹介会社の支援実績も多数あり、メール営業との相性が良いと感じています。
少しでも興味がありましたら、一度ご相談いただけましたら幸いです。

投稿者プロフィール

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梶田洋平
セールスプロセス株式会社代表取締役
新卒でみずほインベスターズ証券株式会社(現みずほ証券)に入社。
個人・法人営業に従事し、社長賞を獲得。
退社後、企業専門の出版社を設立して代表取締役に就任。
本をはじめとした出版物でB2B×無形商材を扱う企業の売上アップを支援する、コンサルティング型出版サービスで組織を拡大。
その後、培ってきた営業ノウハウと効果的な営業ツール製作の実績を活かして、『売れる仕組み』の構築を支援するセールスプロセス株式会社を創業。
1985年3月27日生まれ。愛知県名古屋市出身。趣味は野球観戦。